子どもの食とからだ

よく噛んで食べよう!

2017.5.8


この呪文のような言葉、聞いたことがありますか?
邪馬台国の女王・卑弥呼の時代、弥生時代の人々は、1回の食事で4,000回噛んでいたと言われています。現代人と比べると、なんと6倍も噛んでいたんですね。
最近は、硬いものを噛むことが少なくなってきたためか、しっかり噛むことができない子どもたちが増えているようです。
「噛む」ことは、あごや歯の発達はもちろん、からだ全体の健康に関わってきます。
よく噛んで、ゆっくり食事を楽しみ、丈夫なからだを手に入れましょう。

※噛む効用について、「ひみこの歯がい〜ぜ」という標語を作ったのは、学校食事研究会です。
よく噛むとなぜ良いのか、子どもたちに覚えてもらい、もっとよく噛まなければと思ってもらえるようにとの願いが込められています。

肥満予防

よく噛まないで食べると早食いになり、なかなか満腹にならずに食べ過ぎてしまいます。
反対に、よく噛むと満腹中枢を刺激するので、少なめの量でもおなかがいっぱいになり、やせやすい体になります。

味覚の発達

よく噛むとゆっくり味わえるから、それぞれの食べ物の持つ特有の味わいが分かるようになり、味覚が発達します。
よく噛まないと、味覚が偏りがちになります。


言葉を正しく発音

歯ごたえのある食べ物を何度も噛むと、アゴの骨が発達し、歯も正しく生えて噛み合わせが良くなります。きれいな歯並びは、正しい発音をするために大切なことです。
舌の筋肉や表情筋も鍛えられ、表情豊かに喋ることが出来ます。

脳の発達

噛むことで、アゴを動かすたくさんの筋肉が動きます。
一方で脳は、歯や筋肉から情報を受け取り、うまく噛めるようにアゴを動かすのです。
よく噛むと、脳にしっかり血液が届き、脳のはたらきが活発になります。


歯の病気予防

しっかり噛むことで唾液がよく出て口の中がきれいになります。さらに、歯ぐきもきたえられて、ムシ歯になりにくくなります。


ガン予防

唾液の中の酵素が、食べ物に含まれている発がん性の毒物を減少させることが分かっています。よく噛めば、唾液の分泌が促進されて、がんの予防に役立ちます。


胃腸快調

噛むことは、胃腸の消化吸収を良くする第一歩。胃液などの消化液がよく出て、消化や栄養の吸収を促し、胃腸のはたらきを活発にします。


全力投球

スポーツ選手は、噛みしめる力がとても強いことが知られています。また、歯並びが良い人は、運動能力が高いそうです。
なにごとも、全力投球するためには、歯はとても大切。噛む力を鍛えて、全身の体力を向上させましょう。

参考/広島県歯科衛生連絡協議会「よくかむ8大効用 ひみこのはがい〜ぜ」
監修/広島県栄養士会会員 管理栄養士 近藤フミエ・石田洋子

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