子どもの食とからだ

熱中症を予防しよう!

2017.7.11
温暖化やヒートアイランド現象の影響などで、真夏日や熱帯夜が増えているだけでなく、35℃を超える猛暑も珍しくなくなりました。
 
森林や田んぼ、川など、周りに「水」があれば、水分が蒸発することで気温が上がり過ぎるのを抑えられますが、アスファルトやコンクリートで覆われた都会では、水分の蒸発が少ないため、気温の上昇が大きくなります。
 
そこで心配なのが「熱中症」です。
真夏になる前に、熱中症に負けない体づくりを心がけましょう。
 
※真夏日:日最高気温が30℃以上の日
※熱帯夜:夜間の最高気温が25℃以上の日

子どもの熱中症

子どもは暑さに弱い

乳幼児は、汗をかく機能が未熟で、大人と比べると3分の2程度だと言われています。体温の調節がうまく出来ず、からだに熱がこもり、体温が上がりやすくなります。
気温が体温より高くなると熱を逃がすことができず、周りの熱を吸収してしまう恐れもあるのです。
なるべく涼しい服を着せ、暑さに応じて脱ぎ着をするようにしつけましょう。
顔が赤く、ひどく汗をかいていたら、涼しい場所で十分に休ませましょう。           

車内への置き去りは厳禁

子どもを車の中に置き去りにして熱中症になってしまう事故は、あとをたちません。
車内の温度は、短い時間で一気に上がります。たとえ真夏でなくても、わずかな時間でも、車内に子どもを置き去りにすることは絶対にやめましょう。       

地面の熱が危険

子どもは身長が低いため、地面から照り返しの影響を大人よりも強く受けてしまいます。
ですから、大人が暑いと感じるなら、子どもはさらに暑さを感じていることになります。
大人の顔の高さで32℃の時、子どもの顔の高さでは35℃位になります。
ベビーカーは、地面からの位置が高いものを選ぶと、照り返しの影響を受けにくくなります。

暑さに負けないからだをつくろう

「運動+タンパク質」で熱中症予防

暑さに強いからだをつくるために大切なのは、上手に汗をかけるようになること。
冷房のきいた部屋にばかりいると、汗をかくのが下手になります。
また、汗の原料は血液ですから、汗をかくには、血液を増やすことも大切です。
そこで、暑さに負けないからだをつくるために効果的なのが、「運動+タンパク質」です。
 
真夏になる前の「やや暑い環境」で、1日に15分〜30分くらい息が弾むくらいの運動をして、その直後にタンパク質を摂りましょう。たとえば、タンパク質や糖質が豊富な牛乳をコップ1杯飲むのがオススメです。
すると血液の量が増えて汗をかき、汗が蒸発することによって体温を下げる働きが活発になるので、熱中症のリスクを効果的に下げることができます。
 
こちらのチラシもご覧ください(PDF)

「インターバル速歩」が効果的

もう一つ効果的なのは、足の筋肉ポンプを鍛えることです。
暑いなか、朝礼などで立ちっぱなしでいると倒れてしまう「熱失神」は、足に流れた血液が心臓にうまく戻らず、心臓から脳に十分血液が行かなくなることが原因です。
ですから、「第二の心臓」と言われる足の筋肉を鍛えてポンプ機能がうまく働くようになれば、熱中症に負けないからだづくりに役立ちます。
 
そこで効果的な運動が「インターバル速歩」。
「インターバル速歩」とは、「速歩き」と「ゆっくり歩き」を交互に3分間ずつ行う運動です。この3分のセットを5回繰り返すのが、1日のトレーニングの目安です。これを週4日取り組み、1日30分、1週間で120分の「インターバル速歩」を行いましょう。  

子どもも、肩で息をするくらいの運動を

テニスやバスケットボール、サッカーなどのスポーツをする子どもたちには、肩で息をするくらいの運動を15分〜30分行った直後に、タンパク質を摂るように促しましょう。
大人と同じように、血液の量が増えることで、暑さに負けないからだづくりが期待できます。

参考/環境省×「熱中症予防 声かけプロジェクト」サイト
一般社団法人Jミルク「牛乳で熱中症対策 2015年度版 」
協力/広島県酪農業協同組合

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